生きづらさマガジン

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『違国日記』第4話

二人きりの生活に、槙生の友人が訪ねてくる。ちゃんとした「大人」をしている槙生に驚く友人。
普段の槙生の作る一週間の献立は「親子丼/親子丼/しょうが焼き/しょうが焼き/刺身/鍋/鍋」(昼はうどん)。専業主婦だった母の日常に慣れた朝にとってそれで「ちゃんとやっている」と槙生を評する友人の言葉に違和感があるが、それでまた槙生は傷つく。
しかしそうやって「自分はこんなこともできない」と傷ついてきた槙生を知っている友人の計らいで、槙生も「頼るべきところは頼る。朝にも」と言う。
そうやって徐々に変わっていく、変わろうとする槙生に友人は「尊敬するよ」とつぶやく。

 


そうして始まったみんなでの餃子作り。
毎日母が何を作ってくれたのか、美味しかった料理を思い出せない朝。記憶にうっすらとした霞がかかる。

 


過去の生活から槙生との生活が現実味を帯びてくる。

距離も縮まってきた中でそれでも自分は落ち込みやすいので「圧は弱めで」と言う槙生だったが、朝もそういった「圧」を母からかけられてきたと言う。

 

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同一人物、槙生にとっての姉、朝にとっての母親に「圧」をかけられて生きてきた。
槙生にとっては「普通」に生きてきた朝は時おり圧をかけてくる加害者であるが、その朝も被害者であるとわかる。


砂漠に一人だと思っていた槙生に、同じ気持ちを持った朝が現れる。