「生きづらさ研究会」主催ぎりさんのブログ

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「男性社会に苦しめられる被害者としての男」と考えると女性への行動にいろいろと説明がつく

女性が男性の男性性を糾弾しても男がちっとも反省しないのってありがちなんですが、やっぱり男性が「自分は被害者だ」っておもっているところが大きくて、だからこそそこを聞いてあげるのが必要だと思うんですよね。もちろん女性だけじゃなくみんなが、ということなんですが。


男性って弱音吐けないんですよね。「男だからガマンしなさい」って言われてきてるから。強くないと男社会で認めてもらえないから。だから強くいられない自分を責めるし、嫌悪して「自分は被害者だ!」と思っているからその思いがどうにも抑えきれず外に漏れてしまう。
道行く女性にわざとぶつかって「自分はこんなに苦しんでいるんだ」とアピールする。

普通はそんなことしたら捕まっちゃうのわかってるから、全部飲み込んむ。それで何も伝えぬまま消える。うちの親父もそうでした。わたし自身も自分の弱音というか本音が他者に言えない。すごく強固な殻に自分が覆われている感じ。親父もそうだったのだろうかと考えるとうれしさと憐れみでなんとも言えない気分になる。こういう男性には「あなた自身苦しんでいるんですよね、大変だよね」って言ってくれる、話を聞いてくれる人が必要になる、というのはいくらかわかっていただけるとは思うのですが…。

厄介なのはその苦しみが男性社会由来のものになるってくるとその外部にいる人間、つまり「女」じゃないと補えなくなってくるんです。

奥さんや彼女といったすでに別の関係性を持っている相手ではない相手、いわば自分をオスとして見てくれる人に慰めてもらうことが一番効果的だと多くの男は感じているんです。

 


【性欲も恋愛欲もそんなにいらないんじゃない?】

 


男性社会における男への最強の称号って「性欲が強い(強そう)」なんですよね。
お金が稼げる、仕事ができる、その上にいい女とつきあっているがあり、さらに性欲で支配してるなんて言ったらそれはもう羨望の眼差しで見られます。
男っちゅうのは一度はAV男優に憧れるし、「モテたい」という言葉は純愛をしたいのではなく自分がいいと思った女や不特定多数の女から求められたいということなんです。
風俗やキャバクラで金を落とせるのが一人前の男であり、家庭の外で別の女を囲うのが一流の男のステータス、みたいな…

はーっ、自分で書いてて嫌になってきたんだけど(笑)、そんな社会へのダメ出しも結構行われてきたんですよね。

こういう古臭い男社会の慣習に今の若者たちは正直にNOを突きつけていってます。
今の若者は性欲が、恋愛欲がないって言われてますがそういうった旧来の男性性社会の加害を避けるためにそうなってきたんじゃないかって、わたしには思えてくるんです。


1人の人としっかりセックスしてしっかり愛するぶんがあればそんなに外でも発散するほどいらないんじゃない? そもそもそこまで性欲恋愛欲にあふれなくてももう社会十分発展したでしょ。今後はそれを超えた、より成熟した社会を作るために余計な欲は削ぎ落とされてスマートな社会になろうとしているんじゃないのかな?


痴漢って単にムラムラしたからっていう理由ももちろんあるでしょうが、他に自分はお前とセックスができるぞ、それくらいの性欲があるぞ、というアピールもありさらには選んでやったんだぞという「選ぶ立場の偉い俺」アピールも含まれてるんじゃないかと思うんです。まさに己の性で女を支配した、ということで「俺はまだまだ男社会での価値が高い」というのを再認識するための行為とも言えるんじゃないかと。


そういう意味でもいろんな男性性から吐き出される加害行動も男性性の社会における被害ゆえの行為であり、そういう気持ちをしっかりと話せる、吐き出せる、考えられる場っていうのが女性の生きやすさにとっても必要なんじゃないかなと感じました。