「生きづらさ研究会」主催ぎりさんのブログ

生きづらさコレクターぎりさんのブログです。生きづらさ研究会のテーマ&参加者募集中!

よりもい

ネットで激賞されていたので『宇宙よりも遠い場所』(略称よりもい)というアニメを観ているのですが。

 

 

宇宙よりも遠い場所 ファンブック

宇宙よりも遠い場所 ファンブック

 

 


女子高生4人組が南極を目指す、青春日常系アニメ…っていうんですかね。5話目までは南極を目指すまでの学園日常パートで、後半は南極に向けてと着いてからのお話しです。


「友情とは」「夢を追うこと」「自分の弱さに向き合うこと」とか描かれていて感動&青春の嵐なのですが、ワチャワチャした勢いというかノリの高さがブレンドされて「つき進むことの極上感」がすごいんです。これだけ自分のダメな所に向き合ってシンドイはずなのに、それでも輝いて見えるていのはスゴい。これもやっぱり話し合えるて分かち合える仲間ができたから、その勇気をふりしぼる様をしっかり描いているから、なんですよね。


今までなにもできずに友達にくっついてばかりいた主人公が実際南極に行くことになって、すると今までその「お守り役」として自己を成立させてきた友達が嫉妬する自分を恥じて絶交を言い渡しに来る、っていう話とかかなり心をえぐられます。
この「誰かのためにがんばる自分のアイデンティティー(の崩壊)」も支援側、寄り添う側あるあるなんじゃないかな。


みんな心に「ダメな自分」を抱えていて、それを仲間の力で乗り越えて。一人で進むのは大変だけど、聞いてもらえる仲間がいるからがんばれる。


なんで女子高生っていう属性がこんなにエンターテインメントでもてはやされるんだろう、って思ってたけど「全力でがんばる、けどすごく弱さを抱えている、それを大っぴらに表現できる」のをとても肯定的に描ける、許されるからなんじゃないかな、って思いました(それゆえの脆さ、危うさ、付け込まれやすさってのもあるので表裏一体なのですが)。
たとえ男であれ大人であれ、心に「女子高生の自分」がいればもっと前向きに夢とか嫌な自分に向き合えていいんじゃないかな。

 


まだ最終話まで観ていないんだけどとても面白いのでまた観たら感想を書くと思います。
アマゾンプライムで全話見れるので興味のあるかたはぜひ。

 

 


私がこのアニメを観るきっかけになった記事↓

 

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」制作秘話 いしづかあつこ監督インタビュー | 東大新聞オンライン