自己紹介 〜自分を開くということ

今週のお題「自己紹介」

 

 

職場の女の子に「離婚したことがあるけど」って自分の中で一番重たい部分をポンって投げてみたら「えええっ」て驚いていたけど、しばしのやりとりの後「わたし男の人とおつきあいしたことありません」っていうおそらく彼女の中で一番重たいであろう(言いにくいであろう)部分を返してきた。
 
今までさんざんくだらない会話をしてきたけど、そういうノリとはまた違った「打ち解ける瞬間」っていうものを感じた。自分の中にある簡単には人に言えないこと、それはつまり「自分をかたどる苦しみの一つ」でありもう慣れっこになっているものなんだけど、それを言えた時は自分でも「なんで言ったんだろ」っていう驚き・とまどいと同時に受け入れられた悦び(相手が同様に返した時というのはその可能性が高い)があり、格別気持ちがいいものである。
 
ふだんから何気なく話せる自分のこと、趣味や役柄や立場は、どれだけ語ってもいまいち深く伝えきれていない感じがある。そこまでの重いことを話すにはそれなりの関係性を築く必要があり概ね時間が必要になってくるのだが、案外その場の勢いとか成り行きとか、なんならそんなに会わない・知らない相手だからこそスンナリ言えたりもする。
 
自分の中にあるそういった重たいものを出せると安心できる。「この人はあのことを知っている」というある種の依存先が出来上がる。それは孤立を防ぐ方法であり、相手に対してもまた責任を負うことができるポジションである。守るべきものがあるというものはもちろん怖さもあるけれど心地がいいものだ。
自分を開くことで生まれた安心感・つながっている感と相手が開いてくれたことでできた認められた感・責任感、そういったものが生産されるから、つらく重い出来事も今の力に替えることができるのだ。
 
 
自己を伝えることの気持ち良さ、感じてほしいです。怖さも含めて。