生きやすさマガジン

自分が生きやすく、みんなも生きやすく

ささやかだけれど、役にたつこと、語ること。

レイモンド・カーヴァーという作家の短編作品の一つに『ささやかだけれど、役にたつこと』というものがあります。 何年かに一度この作品を読み返します。私が見ているのは1990年に発行された、村上春樹さん訳のカーヴァー全集3巻に収められたものです。今日…

第2回アライさん研究会を終えて 自分のやりたいことと、会のこれから

アライさん研究会のアライさんとして、集まった4人で会を開きました。テーマは決めず、ザックリと語る会でした。 感想はツイートしたので、気になる方は下記のツイートからさかのぼってみてください。 こちらのブログにも今後の方針を載せるのは、今後アライ…

アライさんになって3週間が過ぎたのだ。

結局そこでも研究会開いたりしてるのだ。 アライさんになることで「同じアライさん同士なのだ!」ということでリアルで大事だとされてる事を取り払えるのだ。年齢や性別、職業や容姿なんかを取り払って病歴や指向という「私にとっての大事なこと」を言えるの…

「レンタルなんもしない人」さんの著作を読んで考えた傾聴ボランティアの価値

どうも、傾聴ボランティア団体に所属しているぎりさんと申します。皆さんは「レンタルなんもしない人」さんをご存知でしょうか。交通費と飲食代(必要なら)だけで一人分の人間の存在を借りることができるというサービスです。 レンタルなんもしない人 (@mor…

『違国日記』②第3話

混乱する朝に足湯を用意し、とりあえず落ち着かせる槙生。卒業式をバックレ、親友のえみりともケンカしたと話す朝。卒業式はともかく学生時代のころからの友人は大事にしといた方がいいと、自分と奈々との話をする槙生。槙生の高校卒業時、奈々がくれた手紙…

『違国日記』②第2話

遺品を整理した翌日、朝の卒業式の日。終わる中学の生活から高校への想いをつのらせて登校した朝の元に親友のえみりが思いつめた様子で声をかけてくる。そこで朝はえみりの母が連絡網を回し、朝の両親が亡くなったことが学校中に知れ渡っていることを知る。…

『違国日記』②第1話

朝の実家にやってきた二人。こもった空気をいれかえながら遺品の整理をする。記憶の中の姉とは違う姉がそこにはあった。 “来るはずだった来週、水をもらえるはずだった植木たち、クリーニングに出すはずだったストライプのシャツ”“世界から忽然と存在が消え…

『違国日記』第5話

一巻最後のお話はこの物語にはほとんど出てこない“男”が登場する。珍しく化粧をして出かけた槙生の相手は、元恋人である笠町だった。彼との会話は別れてからの年月で鋭さも消え、お互いの胸の内を大っぴらにできるような関係になっていた。 その彼に今の朝と…

『違国日記』第4話

二人きりの生活に、槙生の友人が訪ねてくる。ちゃんとした「大人」をしている槙生に驚く友人。普段の槙生の作る一週間の献立は「親子丼/親子丼/しょうが焼き/しょうが焼き/刺身/鍋/鍋」(昼はうどん)。専業主婦だった母の日常に慣れた朝にとってそれで「ち…

『違国日記』第3話

この回から槙生と朝の同居生活が始まる。いわゆる普通の、日常の話になる。 親が死んで葬式が終わり、学校も休みですることがない朝。槙生はずっと隣の部屋で仕事(小説の執筆)。自ら掃除を買って出る朝。人見知りもせず家事も好きな朝という真逆の生き物は…

『違国日記』第2話

本当は自分の「孤独」を書きたいのにその孤独を「わからせようとする言葉」を書く事がある。あなたと違う国にいることを忘れてしまう。 朝が中学三年生の冬、父とその内縁の妻である母の乗った車がパーキングエリアで停車していたところをトラックに追突され…

『違国日記』第1話

違国日記(1) (FEEL COMICS swing) 作者: ヤマシタトモコ 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2017/11/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。…

井戸の底に居てヌルヌルした壁を登る

menhera.jp 2日続けて『メンヘラ.jp』に男の(メンヘラの)生きづらさが投稿されてて…うーん、この「メンヘラ」がメンヘラ性として語られる時と男性・女性に付随した時とはまた違う意味合いが…みたいなこと考えてたらウッとなった。 メンヘラについて語るこ…

メモリンにはまる

memo-link.com 最近はまっているゲームがありまして。 『メモリーズオブリンク』というリズムゲームです。3Dキャラが曲に合わせてダンスする、そのヌルヌル動く感じが楽しい。衣装や楽曲がたくさんあって楽しい。 さらには自分で「振り付け」「表情」「カメ…

他者と向き合うほどに自分が浮き彫りになるのっていいよね

yurusarenakatta.hatenablog.com わたしが常々「正直な言葉を綴る人だなぁ」と思っている静かな沖さんが自身のブログにて、他人の自死に遭遇したとしたらという話から自身の飛び降り未遂の話などを書かれていました。 正解がないという中で(実際にげらげら…

「助けて」と言えないの会 レポートその2

会の参加者の方から感想をいただきましたので載せたいと思います。 会が終わっても「あの時のあれはどういうことだったのだろう」としばらくは考えが止みませんよね。日々生活していても残る言葉や思いがあります。自分の中に根ざす思考(生き方)を掘り起こ…

「助けて」と言えないの会 を終えて。当事者研究サイコーっ!!

4/28のレポートです!今回の参加者は私を含めて5名+九ヶ月の赤ちゃん1名でした!3時間に満たない時間である程度の一人一人の深掘りを狙うとこれくらいの人数が丁度いいかな〜、と(二次会のファミレスでもめっちゃしゃべったけど)。特にわたしは少数でじっ…

28日は自分を楽にして、とにかく楽しみましょう。

はい、28日はいよいよ「助けてと言えないの会」です。まだ参加者受け付けておりますよ〜。 当日の朝起きたらなんとなく調子が良くて、誰かと話がしたくなったり。逆に何もしたくなくて、ただ人の話を黙って聞くだけで良かったり。たまたま時間が空いたからち…

ここ最近の「助けてと言えない」界隈ニュース

こんばんは、「助けて」と言えない会主催のぎりさんです。今回はサクッと、お知らせや感じたことなどを書いていきます。 【参加希望ありがとうございます】 4月28日の会の参加希望者の方々、ありがとうございます。まだ日にちも残数もありますので、どうしよ…

「助けて」と言えないの会の説明をします

そういえば会の宣伝はしていたけど内容の説明はしていなかったことに気づいたので、書きま〜す。 といっても今までやってきた「生きづらさ研究会」(当事者研究会)と仕組みは一緒です。テーマが「助けてと言えない」というだけで、進行や守るべき約束事は一…

小説家の小野美由紀さんとダンサーの青剣さんがファシリテーターのライティング講座に行ってきた話

今回はタイトル通り、お二人がやられているクリエイティブライティング講座の内容と、その時の私の気持ちの動きなどを書いていこうと思います。結構私自身のことも話しちゃってるので、まあ体験エッセイみたいに気楽に読んでいただければと思います。めちゃ…

生きづらさは権利だ

傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫) 作者: 小野美由紀 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/02/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 小野美由紀さんの『傷口から人生』を読み終えた。彼女のラ…

「助けて」と言えない: 『隔たりが大きすぎたら言わない・言いたくない・言っても仕方ない』

『「助けて」と言えないの会』をやります。 【開催日時】2019年4月28日(日) 14時〜17時 品川区目黒駅そばのレンタル会議室(定員8名) 詳しい行き方はこちら→http://aroman.hatenadiary.jp/entry/2019/04/09/122351※会費 千円二次会 近くのファミレス 18時〜…

4/28 レンタル会議室への行き方

『「助けて」と言えない』の会をやります。 【開催日時】2019年4月28日(日) 14時〜17時 品川区目黒駅そばのレンタル会議室(定員8名)※会費 千円二次会 近くのファミレス 18時〜21時ごろ 途中参加、ドタキャンOK、参加希望の方はブログのコメント欄かツイッ…

ナンパされるかもしれない人を見て、わたしは何を思ったか。

春休みの渋谷の大雑踏の中でもすぐわかるくらい、その子のことが目についた。 無数の頭越しにもわかる身体の倦んだ動かし方、無防備をまとった雰囲気。 “なんか…危なっかしいな”と思って歩いてた矢先に傍にたたずんていたオシャレなイケメンが動き出す。 “ナ…

浮気した相手が妊娠しました〜「助けて」と言えないを考える その1

『「助けて」が言えない』の会をやります。 【開催日時】2019年4月28日(日) 14時〜17時 目黒駅そばのレンタル会議室(定員8名)※会費 千円二次会 近くのファミレス 18時〜21時ごろ 途中参加、ドタキャンOK、参加希望の方はブログのコメント欄かツイッターにD…

「助けて」と言えないの会をやります。その前にメンヘラの会の話。

『「助けて」が言えない』の会をやります。 【開催日時】2019年4月28日(日) 14時〜17時 品川区目黒駅そばのレンタル会議室(定員8名)※会費 千円二次会 近くのファミレス 18時〜21時ごろ 途中参加、ドタキャンOK、参加希望の方はブログのコメント欄かツイッ…

「助けて」が言えないの会をやります。

ハイ、最近「助けて」が言えないについてブログを書いているぎりさんです。 わたし自身これについてずーっと苦しんできているので、今回同じ思いを持っているみんなで集まってその気持ちを吐き出そう!ということで企画しました。 『「助けて」が言えないの…

「助けて」を言えないのは被害者をやらせてもらえないから、という1つの例

【『助けて』を言えない気持ちを語りあう、研究する会を四月下旬に開きます。詳細は次のブログにて】 「事がらを聞くな、気持ちを聞け」というのは傾聴において大事だとされていますが、それがよく表れた事例があったていたのでリンクを貼っておきます。 第…

「助けて」を言えないままはヤバいという話

あなたは「助けて」って言えますか? ちなみにわたしは言えないタイプです。 これについてはいっぱい考えたいし、話し合いたいな〜と思ってたところなんですが、今回はこの「助けて」が言えないことでどういうことが起こるか、ということを書いていきたいと…